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【木下長志インタビュー】米寿を迎え、木下長志が健康の秘訣を語る

3月23日に88歳をむかえ、いまだ現役。3月に行われた「米寿を祝う会」では、参加者の多くから「元気の秘訣はなんですか?」と質問されたという木下長志会長。その秘訣を探るべく、改めて木下長志会長に話を聞いてみた。

木下長志「50歳を過ぎた頃から、起きたらすぐにスクワット100回、腹筋30回、首や手首の運動、そして、夕食前にはまたスクワット100回と腹筋30回というのが習慣づいていました。さらに、昭和53年に会社の拠点を西新宿のビルを移してからは、毎日、地下の駐車場からオフィスのある30階まで階段で移動していました。641段の上り下りです。『これらの習慣が良かったんだ』と医者は言ってくれますね。でも、何よりも気持ちが大事! 60歳を過ぎても現役として何に対しても挑戦していく気持ちを忘れないこと。これに尽きます。今、少子高齢化が問題になっていますが、老人も年金にばかり頼らずにもっともっと元気に動き回って、若い人もそれに負けないように切磋琢磨するようになれば、日本はもっと元気になるんじゃないでしょうか? 私は年金をもらう歳になってからこれまでの間、若い人たちの奨学金として毎年300万円を寄付しています。のんびりするのもひとつの生き方なんでしょうけれど、みなさんには夢を持って邁進して欲しいですからね。どんどん応援します。『飯田を元気に!』、ひいては『日本を元気に!』と願っているんです。ひとまず、私もリニア中央新幹線が開通するまでは元気でいないと! その頃には100歳を越えていると思いますがね(笑)」